3:片付けのルールは「最低限」だけ決めればOK

封書の開封
郵便物をすぐに開封できるように、ハサミやオープナーも取り出しやすい場所にセット
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片付けを続けるためには、ルールをシンプルにしておくとよいと思います。

・郵便物は届いたら必ずあけて中身を確認する
・残す書類と残さない書類の種類をあらかじめ決めておく

このように最低限のルールをつくっておけば、「やらなきゃ」と気負わずに動けるはず。片付けは「判断の先送り」をなくすことから始まります。

なんとなく面倒に感じて先延ばしにしてしまうのは「どうすればよいかわからない」という迷いの部分も多いと思います。だからこそ、自分が先延ばしにしてしまう理由を明確にして、やれることから始められるルールづくりは大事ではないかと思っています。

4:「なくても大丈夫」という気持ちをもつ

調理用木ベラ
代用できるものは、減らす対象と考えます

「いつか使うかもしれない」と思ってものを残す人は多いですが、実際にはその“いつか”は来ないことがほとんどです。

「今の自分に必要かどうか」で判断し、「あったら便利だけど、なくても大丈夫」という気持ちをもつことも必要だと思います。買おうと思えば手に入るものは、無理に抱え込む必要はありません。

たとえば、「保存容器は5個ないと困る」と思っている人は、保存容器が3個しかないときは、食器やジッパーバックを使ってもよいと考えたなら、「ないと困るもの」は意外と少ないのではないでしょうか。