3:今の自分の好みから外れた「衣類」
すべての画像を見る(全6枚)好みから少し外れてしまった衣類。以前に一度手放そうと保留ボックスにいれたものの、季節が変わって寒さに負け、結局クローゼットに戻してしまった服たちです。
今回改めて1枚ずつ手に取り、「今の自分が本当に着たいのか」と心に問いかけてみました。その答えはやはり「手放すべき」。衣類は保留ボックスに長く眠らせるほど判断が鈍り、扱いにくくなるのだと実感しました。
だからこそ今回は、本格的な寒さが訪れる前に決断しました。ブランド品でもなく、かといってファストファッションでもない。微妙な立ち位置の古着は、思いいれがある分手放すのが難しいものです。それでも大切に着用してきたからこそ、ただ廃棄するのではなく、フリマサイトでお求めやすい価格で出品することにしました。
必要な人の手に渡ってくれれば、保留ボックスで再び眠らせてしまうこともなく、気持ちよく手放せそうです。
4:壊れて修理ができない古い「三脚」
10年近く愛用してきた三脚が、ついに壊れてしまいました。本体のネジを受ける部分がゆるみ、修理も難しい状態に。これ以上は使えないと判断し、寿命だと思って潔く手放しました。
とはいえ、自分の手で直せずに廃棄するしかない道具は、どこか心にわだかまりを残すものです。もやもやとした気持ちを抱えながらも、燃えないゴミの日に出しました。
今回のできごとを通して思ったのは、壊れたらすぐに廃棄せざるを得ないものほど、選び方が大切だということ。多少値が張っても、頑丈で長く使える信頼のおけるメーカーのものを選ぶほうが、結局は気持ちがすっきりします。低価格のものを繰り返し買い替えるよりも、1つを大切に長く使うほうが、自分の暮らしに合っていると感じました。