気温の変化が大きい秋でも、少ない服で過ごすコツをご紹介します。アラフォー夫婦で団地に暮らす整理収納アドバイザーの松尾千尋さんは、秋服は7着を着まわして過ごしているそう。少ない服でも「今日着る服がない!」とならない、松尾さんの秋服7着と服の選び方をレポートしていただきました。

7着の衣服
「工夫すれば、7着で着まわすことも可能」と松尾さん
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秋口からは「薄手の羽織り」が大活躍!

羽織にもなる3着
羽織にもなる3着は、アウターとしても1枚でも着られるものをチョイス

秋の始まりは、「薄めの羽織り」が重宝します。

私は、七分袖でノーカラーの白い麻シャツと、デニム風生地の衿つきシャツジャケト、ネイビーのシャツワンピースの3つを愛用中。

薄めの羽織りを選ぶときのポイントは、「前をあけたとき」と「閉じたとき」、どちらもバランスよく着られるかどうか。これを満たすものなら、真夏以外のシーズンでフル活用できます。

愛用しているこの3着は、試着でシルエットを確かめ、長く着られることを重視して選び抜いたアイテムです。

インナーは「綿カットソー」が着まわし力抜群

衣服

日中の涼しい日には、綿のカットソーが活躍。

私は、色は着まわしやすい白と黒を1着ずつもっています。少しゆとりのあるサイズを選ぶことで、季節が進んだら下に肌着を重ねるなど調整できるように工夫もしています。

ボトムスはパンツ1本、スカート1枚で着まわせる

ボトムス

ボトムスは2つだけ。トップスとの相性を考えて慎重に選びました。

コーディネート
左がスカートコーデ、右がパンツコーデ

スカートはフォーマルな場面に備えて、ひざ下丈のものを1枚もっています。

きれいめなトップスと合わせれば仕事のときにも使え、スニーカーと合わせればカジュアルダウンして普段とひと味違うコーディネートを楽しめます。

パンツ派におすすめなのは、カーキのワイドチノパンです。ベージュも合わせやすい色ですが、カーキならコーデ全体が引き締まり、大人っぽい雰囲気に。

どちらも、選ぶポイントは「素材感」。オールシーズン使える厚さを選べば、春~秋はそのまま、冬は厚手タイツを重ねて一年じゅう活躍します。