プロ直伝!急須でつくる「リッチな麦茶」

じつは、麦茶を「緑茶」のように急須で抽出し、ホットで飲むのもおすすめなのだそう。田中さんによると、「急須(小さめの耐熱ティーポットも可)に1バッグを入れてお湯を注ぎ、3分待つとリッチな味わいになります」とのこと。

急須は1Lサイズのポットより容量が少ないため麦茶の香りが立ちやすく、抽出時間も短くてすみます。さらに、「二煎目の方が味が深まる」という意外なアドバイスもいただきました。

●編集部が「急須麦茶」にチャレンジ!

そこで、編集部員も「リッチな麦茶づくり」に挑戦! 色や味がどう変わるのか検証してみました。

一煎目の写真
一煎目の麦茶
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まず、一煎目の様子はこちら。色合いが少し薄いかと思いましたが、かき混ぜて飲むと、味がしっかり抽出されていて驚きました…! 麦茶特有のほのかな甘みがふわっと広がります。

二煎目の写真
二煎目の麦茶

二煎目も飲んでみました。先ほどより深い色がしっかりと抽出され、甘さのあとに香ばしさの余韻を感じます。口当たりも一煎目よりまろやかで、落ち着きたいときにゆっくりと飲みたくなりました。

●簡単アレンジで麦茶の楽しみ方が広がる!

香り高く仕上がる急須麦茶はアレンジも可能。濃いめの麦茶を牛乳で割った「麦茶オレ」は、麦茶の芳醇な味わいとミルクのクリーミーさが相性抜群なのだそう。今度試してみようと思います…!

ここでは、麦茶のおいしいつくり方をご紹介しました。暑い季節はもちろん、1年じゅう楽しめる麦茶を、皆さんも飲み分けてみてはいかがでしょうか?