家族全員の持ち物を1か所に集約した家族ロッカー。小さな子ども3人を育てる日刊住まいライターは、家族ロッカーを取り入れてから毎朝の支度や帰宅後の片付けがぐっとラクになったそうです。つっぱり棒でかける収納や、キャスターつきコンテナを使って子どもでも出し入れしやすくするなど、すぐに真似できるアイデアも満載。今回の記事では、取り入れたメリットや使いやすさを高める工夫を紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)わが家が家族ロッカーをつくった理由
わが家は夫婦と5歳、3歳、1歳の子どもの5人家族です。4LDKの注文住宅に住んで1年が経ちました。間取りでとくにこだわったのは、玄関から洗面所、そこから家族ロッカーへと続くレイアウト。
以前住んでいた家では、帰宅すると玄関やリビングによくものが散乱していました。そこで、新しい家では子どもが自分のものを管理できるように玄関近くに家族ロッカーを配置することに。
家族ロッカーを採用してよかったことは?
わが家の間取りは、玄関から洗面所(トイレ)、そこから家族ロッカー、ランドリールームへと抜けられる一直線の動線になっています。
このおかげで、帰宅後は手洗い→荷物や上着の片付け→洗濯機へ洗濯物の投入という一連の流れがスムーズに完結。リビングに汚れや荷物を持ちこまずにすむので、家のなかをすっきり保てます。
さらにロッカーは「ここは○○の場所」と決まっているので、子どもたちが自然と自分で片付ける習慣ができました。
可動式の棚は子どもの成長に合わせて調節可能
ロッカーの棚は可動式です。子どもが成長するにつれて、収納するバッグや洋服のサイズは変わっていきます。棚の高さを自由に変えて、今の生活に合った収納にアップデートできる点が大きなメリットです。
今は大人と同じ高さに調節していますが、今後子どもたちがどんな風にカスタマイズするか楽しみです。