息子である「僕」が、お父さんとのなにげない日常や、親孝行をテーマにしたコンテンツを投稿するYouTubeチャンネル「親子バラエティ」は、「有名になりたい!」というお父さんの夢をかなえるために始まったそう。家族の仲睦まじい様子や、大胆な“親孝行”が大人気で、登録者数は60万人を超えています。今回は、子育てQ&Aをご紹介。お父さんとお母さんが、子育て中に意識していたことを教えてくれました。

※この記事は『お父さんの夢を叶えたら家族が愛で溢れました』(KADOKAWA刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。

YouTube『【ガチ料理対決】お父さんと本気で手作りオムライス対決してみた!!』より
YouTube『【ガチ料理対決】お父さんと本気で手作りオムライス対決してみた!!』より
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Q.幼児期に気をつけていたことは?

お父さん
YouTube『お父さんと本気で殴り合った』より

父:とにかく遊ばせる! そしてあいさつにはうるさく! たとえば、お店で接客されたら「ありがとう」と俺が先に言って、後に続いて息子に言わせたり。自然と言葉が出るような環境にすることは意識していたかもな。

ラーメンをいっぺー食べた後は、大きな声で「ごちそうさまでした!」。そうやって人に対して感謝を伝えられる人になって欲しかったな。

母:生活のリズムを整えることを気にしていて、早寝早起きは絶対! 夜ふかしは成長に影響が出るから早く寝かせていました。

とくに長男は昔から体調を崩しやすく、運動会やピクニック、文化祭など、行事があるとすぐに熱を出す子だったからなおさら。大きくなるようスクスク成長してほしかったから早く寝かせていたのに、そのせいでなのか、逆にみんな早起きしすぎて、もっと寝て~って感じでした!(笑)

あとは、偏食になりかけていたから、お菓子ばかりにならないようにセーブしたり。神経質になっちゃって、息子たちにはちょっと我慢させちゃっていたかも…。食器棚とか手の届かないところとかいろいろなところにお菓子を隠していたんだけど、宝探しみたいに探し当てられて困った思い出もあります(笑)。これらが一般的にいいのか悪いのかはわかりませんが、結果、この子たちにとってはよかったんだと思います。

Q.子どもの反抗期の対応で意識していたことは?

お父さんがラーメン屋の店長になりました。
YouTube『お父さんがラーメン屋の店長になりました。』より

父:その時代には黙って見守ることが多かった。ママには迷惑かけちゃったかもな。あまり役に立たなかったかもだからごめんね…ママ…。

でも、お母さんに向かって悪い口きいたときは、さすがに本気になって怒ったよ! 反抗期はだれにでもあるもの。だけど、越えてはいけない一線があるよな。とくに母親に対しては感謝と敬意を忘れないことだ。

母:こっちだってね! 反抗されたらムカつくよ! (笑)だからこそ、同じ目線になって向き合ったかな~。素直に話してくれなくなったり、些細なことで反発されたり、クソババアって言われたりもしましたよ!! (笑)

成長の証だから仕方ないと頭ではわかっていても、感情的になりそうになることはありました。もちろん、感情的になりすぎず、冷静に接することも大事。でも、あまりにも「大人」として接しすぎると、子どもも余計に反発するんじゃないかと思うんです。だからこそ、ときには「反抗期ならこっちもつき合ってやるよ!」くらいの気持ちで、同じ目線で向き合うことを意識していました。