3:自分のなかの基準となる買い物テーマを決める

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テーマを決めて吟味して買ったものは失敗が少ない
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買い物のテーマとは、自分の価値観を反映した物選びの指針だと思います。これを決めておくことで、どんな誘惑や流行に出合っても「私のテーマに合うか?」と自身のフィルターを通して選べるようになります。

私の場合、ここ最近は「使用頻度が高いもの」「将来ゴミにならないもの」という2つの基準を設けています。過去の買い物失敗パターンや、大切にしている価値観を表現するキーワードをいくつか書き出し、自分だけの買い物テーマをつくるのがおすすめです。

テーマの例としては、長く使えるものしか買わない、手入れが簡単なものだけ、余計な装飾はなくシンプルなもの、環境に負担のないもの…など人によって自由に設定することができると思います。

自分にとっての軸を持つことで、買い物の迷いやブレはぐっと減り、選ぶものが暮らしをより心地よい方向へと導いてくれると思います。

4:SNSで人の買い物を見ないように意識する

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なるべく意識してSNSから離れる時間をとっています

以前の私はSNSで見かけたものを次々と購入していました。スクロールするたびに目新しいものが流れてくる。だれかが手にしているだけでなぜかすてきに思えてしまう。

それだけでは飽きたらず、だれも持っていないものを…と探すようになり、いつしかSNSから離れられなくなっていました。手元には生かしきれないものばかりが残り、満たされるどころか、むしろ心はざわついていました。

思いきってSNSから離れてみると、不思議なほど心は静かになりました。目に入る情報が減ると物欲は自然と和らぎ、人と比べることも無くなります。その変化はすぐに買い物習慣にも現れ、衝動的なムダづかいは限りなくゼロに近付きました。

大事にしているのは、人と情報に振り回されることのない、自分だけの基準と価値観。人からどう見られているかを意識せずに選んだものは、ずっと大切なものとして手元に残り続けます。本当に好きなものに囲まれる日々は、それだけで豊かであり、満ちたりています。

5:買った後の処分方法を想像してみる

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より大きなものこそ、手放す時のことを先に考えてみるとよいかもしれません

買い物をするとき、多くの人は手に入れた瞬間の喜びを先に思い描きます。けれど、どんなに大切にしているものでも、必ず手放す瞬間が訪れるものです。

大きな家具や家電は、ものによっては粗大ゴミの申し込みや費用が必要になり、小さな雑貨ですら燃えるゴミか資源ゴミか迷って、押入れに眠らせてしまうことがあります。買うときは気軽なものですが、その後の処分というのは、人に譲るにしてもゴミとして処分するにしても、その何倍もの手間と時間がかかります。

その事実を心に留めておくだけで、そう気軽に買い物はできないはずです。この感覚を持っておくことで「これを手放すときにどんな手間や罪悪感があるだろう」と、自然と先に考えるようになりました。これにより衝動買いはぐっと減っています。