家事の時短は、暮らしをスムーズに回すための優先事項。家電の力を借りるのもひとつの手ですが、ミニマリストのめいさん(40代)は「ものをもたないと、家電に頼らなくても家事がラクになります」と言います。めいさんの考え方について、詳しくお話を伺いました。
すべての画像を見る(全4枚)食洗器も、電子レンジももたない暮らし
夫と高校生の子どもと暮らす、ミニマリストのめいさん。こだわりの注文住宅を建てましたが、キッチンには食洗機を設置しませんでした。
「今はマンションや建売住宅でも標準装備されていることが多いと思うのですが、あえてつけなかった理由は、家電などの機械類をなるべく減らしたかったからです」
家電は置く場所の確保が必要で、メンテナンスや買い替えという手間も発生します。
「とくにビルトイン食洗機は、もし故障したらつけかえが大変。維持管理にもお金と手間がかなりかかりそうだと判断しました。それに、そもそも食洗機を使うほどの洗いものが出ないということも理由としては大きいです。少ない調理道具を使い回しているため、たりなくなったらすぐ洗い、調理中に洗いものがほぼ終わってしまいます。料理はワンプレートスタイルで盛りつけたりして、使う枚数を減らしています。食後もサッと洗ってすぐ終了です」
ちなみに、めいさんのお家には電子レンジもありません。温めや解凍はせいろを活用しています。