大きな家具は「すぐ予約」で一気に手放す
すべての画像を見る(全5枚)物理的に処分が面倒なもの、たとえばソファや本棚、大型家電などは、「そのうち処分しよう」と思っても、どんどん先延ばしにしがち。
残しておくほどおっくうな気持ちになってしまうので、不要と感じたらその場ですぐに粗大ゴミの回収を予約しています。
オンラインで申し込めば数分で完了。処分の日が決まれば、それに向けて自然と気持ちも行動も整っていきます。私は需要がありそうなものはフリマアプリで売ることもありました。
大きなものは、空間だけでなく心理的にも圧迫感があります。実際に処分してみると「どうしてもっと早くやらなかったんだろう」と思うほど、部屋も気持ちもすっきりすると思います。
手放したい家具がある方は、ぜひ“今この瞬間”に申し込みだけでもしてみてください。
「いつか使うかも」の趣味道具は、思いきって手放す
趣味のグッズもまた、「いつかまたやるかも」と思ってなかなか手放せないものの代表格。私も昔、学生時代部活で使っていた道具や小学校の頃の裁縫道具など、しばらく使っていないのにもち続けていたことがありました。
でも「その“いつか”は、本当に来るのか?」と考えると、ほぼ来ないことの方がほとんどなんですよね。数年間使っていなかったならきっと今の自分には必要のないもの。そう判断して、一度手放してもいいと思います。
手放すことによって生まれた“空白”は、今の自分にとって大切なもののためのスペースになります。たとえば子どもと遊ぶ場所が広がったり、新しい挑戦への余白が生まれたり。
もしまた同じ趣味をやりたくなったら、そのときの自分に合った新しい道具を選べばいい。今はそう思っています。
過去の自分ではなく今の自分を基準に選ぶことが、自分にとって心地よい暮らしへの第一歩です。