「たしたらひく」というルールを守れば、簡単に暗算できる!
「19+38」がどうして「20+37」になるのか。それは、図にしてみると簡単にわかります。
図のように、「19+38」の合計と「20+37」の合計は変わりません。どちらかの数が増やすならば、もう一方の数を減らす。そんな「たしたらひく」というルールを守れば、簡単に答えが出ます。
2ケタの引き算もルールは「たしたらひく」だけ
たし算のみならず、2ケタの引き算にしても同様です。10の位に繰り下がる計算式は、1の位が0になるキリのよい数字にしてから計算すると、あっという間に暗算できます。
すべての画像を見る(全7枚)たとえば、「97-18」という計算式の場合、どうやったらキリのよい数字にできるでしょうか。考えてみましょう。
ステップ1)ひく数をきりのよい数字にする。
18に2をたして、一の位が0になるキリのいい数字をつくりましょう。その場合、18に2をたして、20になります。
ステップ2)もう一方の数に同じ数をたす
この場合、97に18にたしたのと同じ数「2」をたします。すると「97+2=99」になります。
ステップ3)ステップ2の数からステップ1の数をひく

97に2をたした数99から、18に2をたした数20をひく(計算式:99―20)。すると、答えは79だとわかります。
繰り上がりが発生する一の位の計算をしなくていいので、慣れてしまえば直感的に暗算できるのがポイントです。
一見、面倒くさく感じてしまう2ケタの計算式も、コツさえ押さえてしまえばじつは簡単に実践できるということ。夏休みのお子さんと一緒に、この魔法の計算式を習得し、マイクラをもっと楽しんでみてくださいね!
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