3:鍋は「動線」を意識して収納する
すべての画像を見る(全9枚)コンロ下の引き出しには、もっているすべての鍋やフライパンがひとまとめに収納されていて、それが重なり合っていて取り出しにくく、ややストレスを感じていました。
そこで今回は、「調理動線」を意識して、収納場所を見直しました。使用頻度が低い鍋や、まず「水を入れてから使う」ことが多い鍋は、シンク下へ移動。
よく使うフライパンや、油を使う調理用の鍋だけをコンロ下に残すことで、引き出しの中に余白が生まれ、出し入れもスムーズになりました。
鍋類は、つい「コンロ下にすべてまとめて収納するもの」と思いがちですが、はじめに「水を入れて使う鍋」か「油を入れて使う鍋」か、を目安にシンク下とコンロ下に分けて収納するだけでも使いやすさがアップします。ひとつも鍋を処分することなく、配置の見直しだけで使い勝手が改善しました。
最近は、「ものを減らす」ことに注目されがちですが、筆者は捨てることだけが正解ではないと考えています。価値観は人それぞれ。たとえ、使用頻度が低くても、大切にしているものや必要なものは、無理に手放す必要はありません。
収納内のものを「仕きる」「動かす」だけでもキッチンは使いやすく変わります。この記事がキッチン収納の参考になればうれしいです。