卒婚や子どもの独立など、40代から50代にかけてライフスタイルを大きく変える人も少なくありません。ここでは、48歳で離婚を経験、50代で中古マンションを購入し、ひとり暮らしをしている、インスタグラマーのみるくさんにお話を伺いました。もののもち方と置く場所を見直したことで、暮らしが豊かになったと語るみるくさんが大切にしている「身軽な暮らし」のマイルールとは?

みるくさん
みるくさん
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広い家でも“もちすぎない暮らし”を意識するように

わが家はひとり暮らしにしては少し広めの1SLDK。1LDKで充分だったかもしれませんが、3人の子どもや孫、友人が来ることも多く、今のマンションを購入しました。

広さがあると、ついものが増えてしまいますが、あるとき、実家に里帰りして台所の棚をあけると、何年も使っていない水筒が5本も出てきました。さらに、着なくなった母の服を処分したら、なんと40kg分も出てきたんです。

この経験をきっかけに、「自分がいなくなったあと、子どもたちに片付けの負担をかけたくない」と思うようになり、ものを増やさない意識が高まりました。

「いつか使う」から「今、必要なもの」へシフト

リビングダイニング
ミニマムすぎないことも大事

以前は、もったいなくて捨てられなかったボールペン、かわいい便せん、着なくなった思い出の服や置き物など、たくさん家に保管していました。

でも離婚を機に思いきって見直し、今は必要最低限のものだけを残すようにしています。“もちすぎない”ことで空間がスッキリするだけでなく、気持ちも軽やかです。