おしゃれな「ハーフアップ」に見えるコツ
さとゆみ:コツはあるんですか?
八木ちゃん:ショートの人の場合は、髪が短い分、落ちてこないようにする工夫が必要です。具体的には、髪をまとめる前に、ワックスをつけること。
すべての画像を見る(全10枚)八木ちゃん:さらさらの直毛だったら、少し髪を巻いておくのもいいですよ。髪に「ひっかかり」ができると、結んだ髪が落ちてきにくくなります。
さとゆみ:なるほど。このひと手間で、結んだ髪が落ちてきにくくなるんですね。
八木ちゃん:そのあと、髪を結びます。ピンよりも、ゴムで結んだほうがハーフアップにしやすいと思います。
さとゆみ:結ぶときにコツはある?
八木ちゃん:顔まわりを全開にせず、毛を残すと、若々しく見えますよ。
八木ちゃん:このままだと、おしゃれ感が薄いので、上から飾りゴムやシュシュをつけてあげるといいですね。今日つけた飾りゴムはシンプルなものなので、普段着にもマッチしますよ。
さとゆみ:このゴムで最初から結んじゃダメ?
八木ちゃん:こういう飾りゴムは、ホールド力はそれほどないので、先にヘアゴムで結んでから、その上にあくまで飾りとしてつけるのがコツです。
さとゆみ:なるほど!
八木ちゃん:今回はゴムですが、シュシュや、バレッタなどを使うのもいいですね。
後頭部の髪の引き出しを忘れずに!
八木ちゃん:そして、最後に後頭部の髪を指でつまんでボリュームを出して、高さを出すのがポイントです。
さとゆみ:これをやるとやらないでは、横顔が大違いですよね。
八木ちゃん:はい。ものの数分でできるハーフアップの見た目を激変させるのが、この後頭部キープのテクニックです。
さとゆみ:髪の短いみなさんも、暑い日はぜひハーフアップを楽しんでくださいね。
連載をまとめた『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社刊)では、さとゆみ&八木ちゃんが大人の女性の髪にまつわる悩みや、いまさら聞きにくい素朴な疑問をわかりやすくたっぷり解決しています。
