いつ起こるかわからない大地震のような災害に備えて、日頃から準備をしておきたいもの。とくに、外出先で被災したときや家の外に避難する場合に備えて、どれくらいの準備をしておくのが理想なのでしょうか? 料理研究家で防災士の島本美由紀さんは、防災ポーチや一時避難持ち出し袋を準備しておくことが大切、と語ります。今回、島本さんに一時避難に必要なものや災害の2次被害を防ぐために知っておきたいことを教えてもらいました。

防災ポーチの中身
防災ポーチに入れておきたいのはこの10点
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備えあれば憂いなし!携帯したい防災ポーチの中身10選

出先で被災するケースも少なくありません。いざというときのために、最低限のものをカバンの中に入れておきましょう。

・ポリ袋

耐熱性・耐冷性・防湿性に優れたアイラップのほか、持ち手つきのレジ袋もあると便利です。エコバッグ、靴袋、手袋など使い道はいろいろ。

・現金

電子マネーやカードは使えない可能性が高いので、現金は必須。公衆電話用に10円と100円も用意を。

・常備薬・救急用品

すぐに帰宅できるとは限りません。持病がある人は必ず入れておきましょう。応急手当にも。

・携帯用トイレセット

トイレが使えない場合に備え、なるべくミニサイズを。あるとないとでは、安心感が違います。

・除菌ウェットティッシュ

手が洗えない断水時でも、感染対策としてあれば安心。乾かないように注意して。

・マスク

防塵、感染防止、防寒用にお役立ち。携行する場合は、小分けタイプがおすすめです。

・ノートとボールペン

メッセージを残したり、必要な情報をメモしたり、いろいろなシーンで重宝します。

・ホイッスル

周囲に助けを求めるために必要です。中に災害メモを収納できるタイプが便利です。

・アメ

カロリーの補給とリラックスに。好きなアメを入れておくのがポイント。熱中症対策には塩系のアメも。

・非常食

ある程度カロリーがあり、かさばらないものがおすすめです。甘いものが効果的。