2次被害を防ぐために知っておきたいこと

お弁当にカイロをのせて温める
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被災した際、避けたいのは「2次被害」。ここでは2次被害を防ぐためにできることを3つ紹介します。

●パーソナルケアアイテムも忘れずに!

乳幼児がいる場合はミルクや離乳食、オムツ、高齢者がいる場合も必要に応じてオムツや入れ歯洗浄剤、補聴器、そのほかにもペット関連用品など、日常的に必要なものは人それぞれ。

災害時はとくに、レアなものほど入手困難です。普段あたり前のように使っていると、必要なものほど見落としがちですが、たとえ1日でも、健康に重大な被害が及ぶことも。不足がないように準備しましょう。

●避難するときは必ずブレーカーを落としましょう

ブレーカーを落とすのは、災害によって電気機器や電源コードに損傷が起きた可能性があるからです。通電したままだと、異常に気づかずトラブルになることも。

また、たとえ停電している場合でも、ブレーカーを落とさずに避難すると、復旧したときに漏電や火災のリスクが高まります。避難するときは必ずブレーカーを落とし、帰宅後は状況を確認してからブレーカーを上げてください。

●配給食は使い捨てカイロで温めて

配給のお弁当を使い捨てカイロで上下はさみ、タオルで包む
配給食を使い捨てカイロで上下はさんでタオルで包む

「配給食は冷えていて味気ない」という声をよく聞きます。そんなときは使い捨てカイロの活用を。上下ではさんでタオルで包めば、ほんのり温めることができます。 

今回は、災害時に携帯したい防災ポーチや一時避難用の持ち出しグッズについて紹介しましたが、このほかにも、島本さんの新刊『アイラップで簡単レシピお役立ち 防災編:いつもの食事が災害時の備えにもなる!』(Gakken刊)では、日常時にも災害時にも活躍する「アイラップ」を使った湯せん調理レシピを紹介しています。

アイラップで簡単レシピ お役立ち防災編: いつもの食事が災害時の備えにもなる!

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