現役を引退し、プロフィギュアスケーターの道を歩み始めた宇野昌磨さん。これまでとは違う新しい日々の整え方や、今年挑戦してみたいことについてお話を伺いました。
「体のためというよりも単純にお風呂が好き」
2024年5月9日に、現役を引退することを自身のインスタグラムで発表した宇野昌磨さん。現在はプロフィギュアスケーターとして、アイスショーのみならず、フジテレビ系フィギュアスケートスペシャルアンバサダーやテレビ、雑誌のお仕事にと、忙しい毎日を過ごしています。体を整えるために毎日の暮らしのなかでやっていることを聞くと「絶対皆さんの方がきちんと生活されていると思うんですけど（笑）」と苦笑します。
「あえて言えば、お風呂に入ることです。当たり前すぎるかな（笑）。お湯につかることが好きなので、ちゃんと湯舟で温まっています。お湯の温度は41度くらいです。それ以上だとちょっと熱いし、40度以下だとちょっとぬるいし。体を整えるためというか、単純にお風呂に入ることが好きだから入っているだけなんですけどね」
できないことをできるようにすることにやりがいがある
そんな宇野さんは、2025年も氷の上で新しい挑戦、すてきな演技をたくさん見せてくれることでしょう。プロフィギュアスケーターとしての目標とは？
「いろんなジャンルができる人もいれば、自分だけの強みをもっている人もいて、どっちがいいんだろうと最近よく考えさせられます。いろんなジャンルができた方が、アイスショーではさまざまな役柄に抜擢されると思うんですけど、自分のよさも伸ばしていきたい。プロとしてどう進んでいくべきか、まだ模索中です。でも、僕はできていることをみがき続けるよりも、できないことをできるようにする方がやりがいを感じられるタイプ。だから、今はいろいろ挑戦して、マルチにこなせるスケーターになりたいと思っています」と、挑戦を続けてきた宇野さんらしい仕事観です。
昨年9月には、大人気コミック『ONE PIECE』のアイスショー『ワンピース・オン・アイス ～エピソード・オブ・アラバスタ～』で主人公のルフィ役を務めた宇野さん。これまで築いてきた“自分だけの色”だけでなく、落ち着いて物静かな自身のキャラクターとはほぼ正反対の、元気で笑顔が弾けるキャラクターまで演じられる一面を見せてくれました。新しい挑戦をどんどんしていくであろう宇野さんから、今後も目が離せません。
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