耐震面から掃き出し窓は少し妥協することに

カーテンを閉めていないときの掃き出し窓
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こちらは、L字型のLDKの窓です。間取り計画時は、大きな掃き出し窓のある明るいリビングにしたいと要望しました。

しかし、窓を多く設置するにあたって、耐震性を考えて柱が必要に。理想どおりの大きな掃き出し窓は難しく、一般的な掃き出し窓と、両サイドにFIX窓を設けて、「大きな掃き出し窓」風になりました。

カーテンを閉めたときの掃き出し窓

実際に住んでみると、レースカーテンもありますから、窓と窓の間に柱があることは、あまり気になりません。

また、LDKが24畳あるため、キッチン付近か、洗面所に柱が必要ということに。せっかくカウンターつきアイランドキッチンにしたのに、この場所に柱はつけたくありません。そこで、洗面所に柱と壁を設置しました。

少し妥協する部分もありましたが、LDKのそれぞれの役割を、しっかりと分けることができました。LDKでさまざな過ごし方ができる、L字型の間取りにしてよかったと思っています。

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