「ものを買わない日」を設け、今あるもので工夫する
すべての画像を見る(全9枚)子どもの独立や親の介護など、暮らしが大きく変わる50代。「まず捨てることができずに悩んでいる人が多い」と話すのは、自身も50代の整理収納アドバイザー・木村充子さんです。
ものが多い家は、ないものがあるとすぐに購入するほか、「念のため」「安かったから」と必要以上のものを購入する傾向があるそう。その結果、家の中は常にものであふれています。
そこで提案したいのが、週に1~2日「ものを買わない日」を設けること。この日だけはネットショッピングも店舗での買い物もしないと決めて、ストックしてある食材だけで料理するなど、ないものがあっても別のもので代用して過ごします。そうすることで、ものを買う前に家にあるもので工夫する習慣がつき、必要以上に持っているストックも消費できて一石二鳥です。
たまりがちなDMは玄関で開封して部屋に入れない
ついためこんでしまうチラシやDMは、玄関にハサミと紙ゴミ入れを用意し、その場で開封して不要なものは紙ゴミ入れに。無料でもらえるものと同様に、必要のない紙ものは玄関でシャットアウトして、家の中に入れないようにします。
がんばってものを捨てても、それ以上のスピードでものが増えては、いつまでも家の中は片づかないままです。「捨てる」よりもまずは「増やさない」ことから意識してみてはいかがでしょうか。
※記事の初出は2024年9月。年齢も含め内容は執筆時の状況です。