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整理収納アドバイザーの資格をもち、インスタグラムでラク家事のコツを発信しているこはまゆうさん。ご自身も数々の失敗を繰り返しながら、片づけを習得したと言います。

「そもそも家が整っている人って、じつは地道に片づけを日々行っている人が多い気がします。もっというなら、今よりも使いやすい収納方法はないかと向上心を持ち、失敗しても“自分にとって使いやすい収納”を模索し続けて、自分に合うものを見つけているのだと思います。

私自身もそれに気づいてから、失敗を繰り返しながらも、なぜうまくいかないのかという理由が見えてくるようになりました。そのうち、徐々に自分にちょうどいい整理収納方法を見つけられるようになったのです」

家族構成や家の広さ、ライフスタイルや環境によっても使いやすい収納は異なります。だれかのマネを完璧に実践するよりも、自分に合うことを模索していくほうが、最初は手間だとしても、ゆくゆくはぴったりハマる収納が見つかります。

どうしても片づけられないなら、撮影をしてみる

無印良品の収納

片づけには体力も気力も必要です。途中でやめてしまい中途半端になってしまう事態を防ぐためには、はじめに散らかった状態を撮影しておくのも有効だと言います。

「たとえば、片づけ前、片づけの途中、片づけ後のそれぞれの過程の写真を残しておくと、その日はたとえ途中までしか終わらなかったとしても成果が見えやすくなるので、やる気とモチベーションにつながります。また、ひと通り片づけが終わった後もその写真を手元に残しておくことで整った状態をキープしておこうという気持ちにもなります。

さらには、客観的に見てみることで、『こうしたらもっと使いやすくなるのではないか』という新たなアイデアが出てくることも。自分が使いやすいと感じる収納方法を見つけるための手段としても活用できると思います」

まだ片づけを模索している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

※記事の初出は2024年7月。年齢も含め内容は執筆時の状況です。

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「片づけられない人」がやりがちな行動3つ。やる気を出すには写真撮影も効果的