スライドさせるために必要な壁も有効活用
すべての画像を見る(全12枚)余談ではありますが。引き戸をつくるには、スライドできるだけの余裕が壁に必要です。じつは、写真正面の白い壁は、それが理由でつくったもの。
写真の左にある引き戸の先にあるのは階段室です。リビング内のエアコンの暖房や冷気が逃げないように、階段の出入り口に扉をつけました。これがもし開き扉だと、通路のジャマに。そこで、引き戸にしたというわけ。ただし、これを実現するためには、階段の横の壁を長くする必要がありました。
こちらは、先の写真の白い壁の裏側(趣味室の中)の様子。壁の裏側は収納スペースです。ここに、生活感のあるもの(掃除機や本など)が、すっきりと収まります。
おかげで隣接するリビングやダイニングがいつも片づきます。引き戸の採用により、使い勝手のいい収納スペースというおまけも手に入りました。