引き戸にしてよかったと思うこと4つ

この家で暮らして3年。家の各所に引き戸を採用して、よかったと思うことが4つあります。

●スペースをとらない

引き戸から洗面を見る
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引き戸のよさは、まず省スペースであること。

こちらは洗面所の入り口からの眺めです。奥にランドリールームがあります。横にスライドするので、ドアの前後はスペースが不要。開閉時に人にぶつかる心配はありません。

リビング、洗面所やランドリールームなど人が集まる場所は、とくに採用してよかったです。

●バリアフリーに適している

引き戸はバリアフリーに適している

次に、バリアフリーに適しています。わが家は、大半の引き戸をつりレールにしたことで、床につなぎ目もなく、つまずく心配がありません。

それにゴミもたまりません。ロボット掃除機もスムーズに動き、扉の場所を通るときも音がしません。

●空間を仕切ったり、開放したりしやすい

引き戸は空間を仕切る

そして、空間を仕切ったり、開放したりしやすいこと。階段ホール(写真)はこのように引き戸で空間を仕切ることができます。完全に壁の中に隠せるから、そこに扉があるとゲストに気づかれずにびっくりされることがあります。

これは引き戸だからできること。普段はひと空間として広々と使って、来客があったときは仕切って小部屋に変身。

また家全体の換気をしたいと思ったときも便利。引き戸をあちこちあけていると、空気の通りがいいですし、引き戸なら風にあおられ「バタン!」と、ドアがしまってしまうこともありません。空間を自在に仕切りやすい点は、引き戸のいちばんの魅力だと個人的に思っています。

●開閉時の音が静か

子ども部屋の引き戸

さらに、音が静かなこと。こちらは子ども部屋の引き戸。右が閉めきった状態、左が半分あけた状態です。わが家の場合、ソフトクローズの機能もついているので、余裕がなく勢いをつけて閉めてしまっても静かです(笑)。

また、最後にゆっくり閉まるので、子どもたちが指をはさむ心配もありません。まったく音がしないわけではありませんが、筆者としては開き戸を開閉するときよりは、静かな気がします。