理由3.いちばん下の段を活用できる

引き出しに収納したフライパンや鍋
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開き戸タイプの食器棚を使っていたとき、もっとも面倒くさいと思っていたのは、いちばん下の段。一度しゃがまないとものが取り出しにくいため、ずぼらな筆者は、いちばん下の段からものを取り出すことを考えるだけで、おっくうに思っていました。

以前は、いちばん下の段にホットプレートや土鍋など、あまり使わないものを置いていました。しかし、「取り出しにくい」ことがわかっている場所にしまっていると、余計に使わなくなります。それが大きくて重いものならなおさら。結果、メニューの選択肢も狭めていた気がします。

引き出し収納にして、そういったこともなくなりました。引き出しをあければ、すぐに取り出せるからです。わが家のいちばん下の引き出しには、フライパンや鍋などを入れ、毎日有効活用しています。

理由4.収納棚を探す必要がないのはラク

洗面台下の引き出し

キッチンのシンクやコンロの下、洗面台下の開き戸収納は、高さがあることがほとんどです。1軒目と2軒目の家では、あいている上部も収納スペースとして活用するために、収納棚を探すことに。それが本当に苦労しました。

いちばんの理由は配管。配管をまたいで設置できる棚にすると、奥行きが合わない、奥行きが合う収納ケースだと配管がジャマで置けない…といったように、なかなかぴったりな棚が見つかりませんでした。

仕方なく妥協して購入しましたが、使いにくかったり、あきスペースができてしまったりと、ストレスでいっぱい。収納ケースを探す時間も、もったいなかったと感じています。

今の家では、洗面台の下も引き出し収納に。洗面台下の上段引き出しの有効寸法は、幅84×高さ14×奥行き24cm(実寸)。ドライヤーやタオルを入れています。家事がしやすいのはもちろん、家族も使いやすくなりました。