理由1.立ったまますぐ取り出せる!
すべての画像を見る(全8枚)上は、アイランドキッチンの背面に設置したカップボード(ともにパナソニック「ラクシーナ」)です。サイズは幅27×高さ60×奥行き65cm(実寸)。高さは標準、奥行きは一般的な45cmに比べて、広めを選びました。食器を入れている引き出しの有効寸法は、幅82×高さ14×奥行き47cm(実寸)です。
以前の家の食器棚は、開き戸収納。下の方の段に入れているものを出すまでに、「扉をあける→しゃがむ」の2ステップが必要でした。
しかし、引き出し収納なら、引き出しをあけるだけで、目的のものを取り出せます。とくに食器類はこまかいものも多く、手間を減らせて家事を効率よくこなせています。
理由2.奥のものもすぐに取り出せる!
家には、使用頻度は低いけど置いておきたいものがあります。開き戸収納の場合、奥にあるものを出すためには、以下の4ステップが必要です。
1.扉をあける
2.手前のものを一度どかす
3.目当てのものを取り出す
4.手前のものを戻す
しかも、位置が低い場合は、取り出すときに不自然な姿勢で、上と下の棚にぶつからないように気をつけないといけません。
手前と奥の二段構えに置かなければ問題ありませんが、スペースを活用するため、手前と奥に別々のものを置いていることも多いと思います。
実際、筆者の実家でも手前に日常用のお皿、奥にお客様用のお皿を置いていました。とても取り出しにくかったことを覚えています。
ちなみに新しい家では、引き出しが全部引き出せるタイプにこだわりました。途中までしか引き出せないと、いちばん奥のものが取り出しにくいからです。結果、手を伸ばすだけでいちばん奥のものも、簡単に取り出すことができています。