すっきり暮らしを目指すなら、持っているものや行っている家事が「本当に必要か」見直しを。ESSEフレンズエディターで、整理収納アドバイザーの宮入京子さん(現在50代)は、今あるものを便利に使いこなせているか、家事でストレスを感じていないかなど普段から疑問を持つように意識しているそうです。そんな宮入さんが、手放したことで家事がラクに、シンプルな暮らしができるようになった3つのものについて語ります。

宮入さん宅のリビングからの景色
当たり前に持っていたものや行っていた家事を見直して「すっきり暮らし」に
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シンクの水きりカゴをなくしたら、嫌な掃除が減った

シンクの水きりカゴ

シンクにある「ゴミ受けの水きりカゴ」。放っておくとヌメリやカビが出るので、嫌いな掃除の1つでした。

そこで、水きりカゴを手放し、「Magicfour 排水口 水切りネットホルダー」(税込1399円)を設置してみたら大正解。日々の掃除はステンレスのホルダー部分をサッと洗って、市販の水きりネットをつけ替えるだけです。この方法にしてから、常に通気がよくなったせいか排水口も汚れにくくなり、掃除しやすくなりました。

水きりカゴを手放しただけでシンク周りの掃除ストレスが激減したのは、うれしい発見でした。

冬は網戸を取り払って、快適な暮らしに

網戸

家の窓から外をながめるのが好きな私。ですが、網戸で景観が損なわれ、残念に思っていました。そんなある日、「家の網戸はなんのために必要なのか?」と考えたら、虫の侵入を防ぐためだという結論に行きつきました。冬は虫もいないし、ほとんど窓をあけないのだから、「網戸は必要ないのでは?」と思い、試しに外してみることに。

すると、景観がよくなったのはもちろん、ほかにも下記のようなメリットが。
・冬場は網戸を掃除しなくてもよくなった
・洗濯物を干しにベランダに出るとき、網戸をあけるアクションが減りスムーズに出入りできるようになった
・網戸がないことで家の中に日光がよく届き、冬場も明るく暖かく過ごせるようになった

それからわが家では、虫がいなくなる秋口に網戸を外して、ベランダの脇に立てかけて収納。そして春、外の風が気持ちいい時季になったらまた網戸を設置するようになりました。

箸をすべて同じもので統一したら収納がすっきり

カトラリー類

サイズや好みでいろいろなデザインのお箸を持っていたのですが、お箸がバラバラだと食卓に並べる際に時間がかかることも。そこで、無印良品の「竹箸10膳入り」で統一することに。

安価で、使い勝手がいいのがこのお箸の魅力。古くなったら買いたして交換しながら、長年使っています。すべて同じお箸にしておけば準備も簡単。収納もすっきりします。これはお箸だけでなく、お皿や保存容器なども同じデザインでそろえると、家事の労力が減るのでおすすめです。

使っているものや普段の家事を見直すことで、不要品が減って家が片づき、家事がラクになる方法が見つかるかもしれません。それを積み重ねていくことで、すっきり暮らしを実現できると思います。

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