ペットが家族の一員になっている、という家も多いのでは?大切な家族の一員だからこそ、人間にとってだけでなく、ペットにとっても心地いい家を目指したいですよね。ペットにとっても、人間にとっても心地いい家ってどんな感じなのでしょうか?
総勢14匹! 「ネコの家に人が同居」する家
千葉県・木更津市に住む「Iさん」は、野良猫を見ると放っておけない性格が災い(幸い?)して、なんと総勢14匹(!)のネコちゃんと一緒に住んでいるんだとか。
自宅も、“ネコの家に人も住まわせてもらう”というコンセプトのもと、いたるところにネコが(そしてネコ好きな人も)喜ぶ仕掛けが満載!
1、キャットウォークにも、ひと工夫!
すべての画像を見る(全5枚)リビングの吹き抜けには、キャットウォークが。そのキャットウォークに合わせた高さで“ネコ専用”の窓もあるというから驚き!
キャットウォークの一部はアクリル板が張ってあり、下から見るとかわいい肉球がチラリ。これは、肉球フェチにはたまりません〜! すぐにマネしたくなる小技ですよね。
2、窓には、ネコの“特等席”を準備
ネコって、窓から外を眺めるのが大好きなんですよね。窓に板を1枚付けるだけで、立派なネコの“特等席”。Iさん宅では14匹のネコのために高さの違う窓をいくつも用意し、それぞれネコちゃんの居場所を作っているそう。
3、“収納”も、形しだいでキャットウォークに
収納だって、階段上に組めばキャットウォークへのアプローチに早変わり。これぞ、“ネコと人間の共存”といった感じですよね。
1段おきに、トンネル状に空間を空けておけば、狭いところが大好きなネコちゃんの“定位置”になること間違いなしですよ。
ネコの家”を実現させるために、全国のネコカフェを訪れて、アイディアを練ったというIさん。床や壁にも、手入れのしやすい素材を選ぶなど、隅々までこだわったそう。
思わずマネしたくなるようなアイディアにあふれたIさん宅。ネコ好きな人なら、さっそく参考にしてみてくださいね。
設計・施工 積水ハウス
撮影 目黒伸宜
※情報は「住まいの設計2015年5-6月号」掲載時のものです