●3:なんとなく取ってある「家電のあき箱」

家電やスマートフォン、タブレット、PCなどは箱がある方が高く売れるという理由もあってなんとなく持っておきたくなります。畳めるタイプの箱ならまだしも、そうでないものは場所を取りますし、箱は一つだけではないですよね。

あき箱
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そして「高く売れる」と言っても、商品にはよりますが、数百円から数千円程度でしょうか。決してこの金額を軽くみるわけではありませんが、自宅のスペースはそれよりももっと高価なはずです。

私は1週間程度使ってみて、その機械に初期不良がなければ箱を処分します。私の経験上ではありますが、もし箱を処分した後なんらかのトラブルがあって返品交換がある場合も、問題ありませんでした。

収納場所を占有するあき箱。何年もそこにあり続け、箱があることを忘れて本体の方が壊れて手放して…なんて考えると、箱を大事に保存しておくのがもったいない!

 

●もし6畳の物置部屋をつくっていたとしたら…

今回は3つの例を挙げました。一つ一つは多少多く持っていても許容範囲かもしれませんが、どれか一つだけたくさん持っているというケースは珍しく、「ためる(溜める)人」はあれもこれも「もったいない」と抱え込みがち。

ですが冷静に金額で比べてみましょう。
たとえば70㎡の4000万円のマンションの中で、6畳の1室がこれらの「もったいない」と思っているもので埋め尽くされていたら…。

4000万円÷70㎡=約57万円、57万円×9.72㎡(6畳)=555万円
※6畳=9.72㎡(東日本の畳の大きさの場合)

約555万円を「もったいないものの収納」のために使っていることになります。

上記の例はオーバーだとしても、「収納場所は無料ではない」「収納場所にも家賃や地代が発生する」と考えてみてはいかがでしょうか。

レジ袋

収納場所が「すぐ使わないもの」でゴチャゴチャしていると、なにが入っているか把握できないまま年月が経っていきます。

・ウエス用の古布やレジ袋は古くなって黄ばみ、中身のないあき箱が積み上がる

・その存在を忘れたまま新しい掃除用クロスやビニール袋を買う

・本来そこに入るはずの家具やものが入らず、ほかの部屋でギュウギュウに暮らす

考えるだけでもったいないですね。

 

「溜める人」から「貯める人」にスイッチするために、
・使わないものはもちすぎない
・使いきれない量のものを溜めない

ということを気に留めてみませんか?

 

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