収納も3つのゾーンごとで完結するようにプラン
すべての画像を見る(全9枚)3つのゾーンに分割しずらすことで、背中合わせの作業は回避できますが、もう1点気になったのは収納。せっかく作業ゾーンを分割ずらしても、収納のためにほかのゾーンに入ることになると、ぶつかる可能性があります。
そこで、各ゾーンで使うキッチンツール、鍋や皿は、それぞれのゾーン内で完結できるように、収納スペースを配置しました。
シンク対面の引き出しにはザルやボウルといったツール、シンク下にはゴミ箱スペースをつくりました。作業スペースには包丁ブロックやキッチンペーパーを置き、対面の引き出しにはまな板や皿類を収納。
コンロ下の引き出しには鍋類、左の引き出しにはフライ返しのほか、下段には調味料を収納しています。
収納もゾーン分けすることで、それぞれのゾーンでの作業が完全に独立しました。ふたりでキッチンに立っていても、妻に作業の手を止めてもらって、なにかを取り出すといったことがなく効率的。
筆者は役割分担でコンロに立つことも多いですが、時間との戦いの「炒め物」も、妻と交錯することなくスムーズにできています。