人工芝より安く、メンテナンスもラクなグラウンドカバープランツを庭に植えてみませんか。殺風景だった庭が緑におおわれて、家族の憩いの場になります。4年前に一戸建ての注文住宅を建てた日刊住まいライターは、DIYで庭づくり。楽しい子どもの遊び場として使えるうえに、雑草むしりの手間も減って大満足の結果に。

緑のじゅうたんとオモチャ
殺風景で草むしりも大変だった庭が、緑のじゅうたんに!
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雑草が生える殺風景な庭をなんとかしたい!

殺風景な砂地の庭

筆者は、30代夫婦と5歳の息子、3歳の娘の4人家族。4年前に庭つきの4LDK2階建て住宅を建てました。

家を建てた当初、庭づくりにお金をかけられず、大部分が砂地でした。翌年から庭に雑草がたくさん生え、草取りが負担に…。そこで、なにか対策を考えることに。最初は人工芝も検討しましたが、わが家の庭の場合、人工芝だと20万円以上かかり、予算オーバー。また、劣化するので、10年後にはメンテナンスが必要になります。

天然芝ならその半額程度で実現できますが、調べてみると水やりや刈り込みなどの管理が、頻繁に必要だということがわかりました。幼い子どもたちがいるわが家では、手間暇かけて管理するのは難しい…。

そこで、以前お世話になったエクステリア工事を行う会社に相談してみたところ、「グラウンドカバープランツを植えてみては」とのアドバイスが。グランドカバープランツとは、地面をおおう植物のこと。地面をはうように広がり、庭を彩ってくれるそうです。

さまざまな植物が使われますが、なかでもクラピアは生育が早く、被覆後の刈り込みも年1、2回、2年後以降は水やりすらほぼ不要とのこと。そのうえ、自分でも植えられると聞き、クラピアを植えてみることにしたのです。