●まさかの同居!?家の間取りも理想とは程遠く…
すべての画像を見る(全5枚)そしてもうひとつは新婚生活を送る家の問題です。もうじき子どもが生まれるから「2LDKくらいの間取りで探そう」と話していたのですが、利便性のいい市街地に条件に合う物件がなくて。いくつか見つけた候補はすべて予算オーバーしていました。
すると「だったら、うちの実家に住もう。すごく広いんだ」と言い出したのです。「最初はなにかと物入りだし、出費はなるべく抑えて子どものために貯金しておこう」と口車にのせられてしまいました。私はつわりがひどくて仕事を辞めてしまっていました。予定していたお金が捻出できなくなったこともあり、自分の意見は言いにくい雰囲気でもありました。
こうして気がつけば夫の義母、そして夫の姉と同居生活をすることに。夫の実家はたしかに敷地は広いけれど、肝心の建物は相当古く、部屋数も多くありませんでした。それを知ったのは、もうおなかも大きくなり始めた妊娠7か月の引っ越しの日。だまされたなという気持ちでした。
●産後もすぐに夫の求めに応じたワケ
結局つわりのせいで結婚式もあげられず、新婚旅行にも行けず。でもそれも子どもの将来のためにお金を学資保険に入れたので、すんなり諦めがつきました。
そんなこんなでバタバタしながらも入籍した翌年には長男が誕生。産後は夜間の授乳もあるので眠りたかったけれど、求められたら応じざるを得ませんでした。
じつは交際中、夫から「一度目の結婚の失敗はレスだった。それで元嫁に浮気された。だから千恵子とは、ちゃんとできる関係でいたい。産後だからってレスになったら離婚を考える」と言われていたからです。
出産してすぐ、まだ体調もちゃんと戻っていなくて大変だったけれど、たったの2回目でまさかの2人目を妊娠。年子の育児で猛烈に忙しくなりました。しかし、夫は子育てにまったく協力しませんでした。2人目が生まれてからも結婚前と変わらずスキーやダイビングへ行ったり、自分の趣味を楽しむ日々。夫の休日も完全にワンオペ。
子どもたちを育てながら、息苦しい、義理の母と姉との同居生活に悩まされてたお話は次回したいと思います。