夫との絆が深まった1年。じゃれ合いながらの人生後半戦

生理が止まり、義理の両親の介護がスタートし、とにかく心身ともに疲労感がすごかったこの1年。夫との夫婦生活はパッタリ途絶えたままです。話し合いをするゆとりすら持てない日々でした。

●ホットフラッシュで汗が止まらないことも

ホットフラッシュ
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「行為が痛くて辛い」と告白したときは驚いた様子だった夫ですが、「ホットフラッシュで汗が止まらないの」と言って、ふざけてくっついたりすると「うわ!」と言いながらも、私の大変さがわかってくれたみたいです。

私は「よそでしてきていいよ」と伝えたこともあるのですが、夫は「いや、僕は塔子としたい、ほかの人には興味ない」と言ってくれて。もうお互いいい歳なので、直接「好き」とか「愛してる」などは言いませんが、たまに垣間見える夫の本心を聞くと、ホッとできたりもします。

●情に厚い夫と仲よく年を重ねていきたい

夫婦

若い頃は売り言葉に買い言葉で、さんざん酷い罵り合いもしていましたが、夫がややこしい人な反面、息子はまっすぐで優しい性格の子に育ちました。そして夫も年を重ね、ほかの兄弟が親の介護から逃げるなか、ひとりでしっかり向き合っていて、本当に家庭第一の情が厚い、誠実な人だなと感じることが増えました。

行為がなくなっても、変わらない夫への愛。ここ最近、私の更年期の症状も落ち着いてきました。さすがに以前のような頻度ではもうしたくないですが、再開できるようになったよと誘おうかなと思ってます。

理想は月2回くらいがいいです。夫はまだその気がある様子なので、これっきりになったらかわいそうですし、私も触れ合いがあったほうがいいと考えているからです。ただ、体の変化でちゃんとできるか分からず、ESSEで特集組んでもらえるとうれしいです。

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30代でセックスレスに。「頼れる夫」が「使えない男」になるまで:彩乃さんの場合1

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