フランス料理のシェフから家政婦に転身し、気軽でおいしい家庭料理レシピが大人気のタサン志麻さん。

そんな志麻さんのレシピには、いつもの料理が簡単においしくなる工夫が満載! この連載では、日々の料理を楽しむために「志麻さんが本当に伝えたいこと」をレシピと一緒に伝授します。今回のレッスンテーマは「ハヤシライス」です。

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志麻さんの「ハヤシライス」はタマネギも主役!

志麻さんの「ハヤシライス」をおいしくつくるコツ
志麻さんの「ハヤシライス」をおいしくつくるコツ
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子どもも喜ぶ「ハヤシライス」。「ハヤシライスはタマネギも主役なんです」と話す志麻さんに、おいしいハヤシライスをつくるコツを教えてもらいました。

<ポイント1>タマネギは繊維を断ち切る方向に切る

タマネギ

野菜の“繊維”を意識すると、料理の味わいに大きな変化が生まれます。タマネギは、それがとくにわかりやすい食材。

多くの料理では繊維に沿って切りますが、試しに繊維を断ち切る向きで切ってみてください。きっと、変化に驚くはず。繊維を断ち切るとシャキシャキとして、タマネギの存在をより感じられます。

「繊維を断ち切ると存在感が出る」「繊維に沿うとスルッとなじむ」と覚えておくといいですね。

<ポイント2>タマネギは焼きつけるように炒める

焼きつける

タマネギは焼き目をしっかりつけたいので、あまりいじらず、焼きつけるように炒める。

<ポイント3>タマネギとマッシュルームは別炒めに

別炒め

タマネギとマッシュルームを一緒に炒めると、蒸れて香ばしさが失われるので、別炒めに。