●3:「今」を楽しむものを厳選する暮らし

客間
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家の中に上がってもらう来客はほとんどないからと、応接セットも手放したかつての応接間。

ここだけ見るとがらんと寂しい気もしますが、玄関先で対応する親戚やご近所さんはまだまだ少なくありません。

玄関

母自身も自分が帰宅したときも気分がいいように、庭先で育てているお花を玄関に飾って楽しんでいます。

下駄箱

手先が器用な母は着物の帯をアレンジして下駄箱の上に敷いたり、お琴のカバーを古い振袖をほどいてつくり直したり。

お琴のカバー

お金をかけたりものを増やしたりするのではなく、身近なもので暮らしを楽しんでいます。

 

●4:終活は「今」生きることを楽しむためのもの

いす

母の終活は10年近く前の父の死がきっかけでした。父を見送り、諸手続きをして、そのうえ片づけまで! とても遠方で暮らす娘(私)にはさせられない、と感じたようです。

終活というと死ぬ準備のようなイメージを持つ方が多いでしょうが、本当は残りの人生をよりよく生きるためにするものだと母を見ていて感じます。

花

掃除などの手間が減ると楽しむ時間が増えます。
転倒の危険を減らせば安心が増えます。

だれにも必ず訪れる老いと死までの時間を、ものに埋もれて手間と危険に囲まれて過ごすのか、それとも思いきって片づけて楽しく安全に暮らすのか、私たちは自分で決めて選ぶことができます。

 

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