50代以降の片づけで「真っ先に捨てるべきもの」。家の中にひそむ意外な危険とは

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シニアになってから、はじめてものを片づける人に、真っ先に捨てることをおすすめしたいのは、危険なものです。危険なものとは、そこにあると、事故につながりやすいもの。

年をとってくると、足腰が弱って、機敏に動けなくなるので、家具に体をぶつけたり、なにかに足をひっかけ転倒したりする可能性が高くなります。若いときには想像もしなかったことが起きるのです。

どんなものが危険なのか紹介します。高齢の親御さんの片づけを手伝うときも、最優先で捨ててもらうといいですよ。

 

●1.通路をふさいでいるもの

廊下
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通路で移動をさまたげているものは全部、危険なものです。できるだけ撤去しましょう。床の上にあるものも、移動の邪魔になります。若いときは、どこかにつまずいても、すぐに体勢を戻せますが、年をとると、まともにひっくりかえります。いろいろなものを床にちょい置きするクセがあるなら、これを機会に改めましょう。

マットもすべって危ないときがあるので、本当に必要なマットだけを敷き、古いものは新しいものに取り替えましょう。廊下の片側に、家具や箱を積み上げるのもNGです。

 

●2.光を妨げるもの

窓
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高齢になると目が老化して、ものが見えにくくなるし、白内障や緑内障といった病気にかかりやすくなります。室内にあるものがよく見えないと、転倒や怪我につながるので、明るさを確保するようにしてください。

窓やドアなど、光が出入りする場所を、大きな家具でふさいだり、そばにものを積み上げたりすると、暗い部屋になります。

ライトを置く場合、スタンドライトは、ぶつかりやすいし、コードに足をひっかけやすいので、置き場所に気をつけてください。

 

●3.こわれているもの

テーブル
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こわれた家具(椅子やソファーなど)、家電は、新しいものに取り替えるか、いっそ、使わない生活を始めましょう。

家具調度だけでなく、住まいそのものに難が出ることがあります。4年前に80代の母がひとり暮らしをしている実家に里帰りしたとき、床の羽目板や、畳の一部だけがへこんで、危ないと思った場所があったので、弟に対処するよう頼みました。

実家は築50年以上で、かなり古いので、こういうことが起きても不思議はありません。高齢者は、年金暮らしなので、住まいにちょっと難があっても、お金を出し渋り、すぐに対処しようとは思わないでしょう。ですが、違和感のある場所は、積極的に直すべきです。

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