安定の貯蓄と投信積立、理想のバランスは6:4

学資保険
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教育資金は、安全に貯められる預貯金や学資保険をベースに、つみたてNISAの運用で増やしましょう。

●児童手当/大学資金として貯蓄を

中学卒業まで支給される児童手当は、全額貯めると約200万円に! 「使い込まないように、生活費とは別の口座で貯めましょう。さらに、臨時で支給される子育て給付金なども預けておけば、無理なく教育資金がつくれます」

・メリット…すべて貯めると200万円
・デメリット…特例給付の場合、すべて貯めても90万円
・注意点…使ってしまわないように別の口座での貯蓄を

●学資保険/ハードルが低くリスクも少ない

保険料を支払っていくと、満期でお金がもらえる保険。「貯蓄が苦手な人でも強制的に貯められ、親に万が一のことがあったときのリスクにも備えられます。ただし、予定利率が低いので、加入は出産前~0歳の間に」

・メリット…貯蓄とリスクに備えられる
・デメリット…ほとんど増えない
・注意点…0歳で入らないと、返戻率が下がる

●つみたてNISA/長期の積立で元本割れのリスク減

長期・分散・積立に適した投資信託に、毎月少額ずつ投資する制度。利益が非課税で、効率よく運用できます。「長く続けるほど元本割れのリスクが軽減するため、10年以上積み立てることを目標にしましょう」

・メリット…増える可能性がある
・デメリット…元本割れリスクを減らすために長期期間が必要
・注意点…解約のタイミングは狙いすぎず、必要なときでOK

●財形/先取り貯蓄で貯めやすい

月収やボーナスから、あらかじめ決めた額を天引きして貯める積立貯蓄。「先取りで確実に貯められ、出金は勤務先などに申請が必要。引き出しにくい点が貯めやすいメリットに。勤務先によっては、利息を上乗せしてくれる場合もあります」

・メリット…給料天引きで確実に貯まる
・デメリット…金利が低い
・注意点…会社に制度がないと利用できない