●ふうちゃんを怖がらせないことを第一に考えていた夫

びっくり
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――ふうちゃんが家に初めて来たとき、どのような様子でしたか?

ものすごく風が強い日で、外でバタンバタンと音がしていて…。ふうちゃんは音に敏感だったので、すごく怖がっていました。ドアを閉めた音でもビクッとなって、すぐにケージに入っていきました。ケージの中は安心できる場所だと思ったのか、ずっと出てこなかったですね。

――ESSEonlineの連載では、徐々にふうちゃんが慣れていった様子が描かれていましたね。どのくらいで、どんな変化があったのでしょうか?

最初の2年くらいは夫のことを怖がっていたと思います。夫が帰ってくると、もう部屋の中を逃げ回るような感じで。少しだけ変わってきたなと思ったのが、2年目を過ぎたあたりからで、だいぶ変わったと感じられたのが4年目くらい。夫のそばに来て寝転がったり、夫が帰ってくると尻尾を振って喜ぶようになったんです。

夫の腕でくつろぐふうちゃん
夫の腕でくつろぐふうちゃん

5年目を過ぎたあたりから、夫のことを安心できる人としてちょっとずつ認識し始めたかなという感じで、とても長い日々でした。夫はふうちゃんを怖がらせないというのを第一に考えていて、とにかく辛抱強かったです(笑)。

 

ここまで、保護犬を迎えようと思ったきっかけや、保護団体でのふうちゃんとの出会いについて教えてもらいました。少しずつ距離が近づいていった、ふうちゃんと岩沢さん夫婦。

3/27(月)20:00公開予定の後編では、ふうちゃんと暮らし始めて変化したことや、これからのことを伺います。

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