●保護団体で出会ったふうちゃん。見ていたらなぜか涙が出てきて…

――物件を見つけて引っ越をし、いざ保護犬を迎えることに。ふうちゃんを迎えた保護団体はどうやって見つけたのでしょうか?

保護団体の代表の方のネット記事を読んでサイトを見て、ここに行ってみようかという話になりました。いざ譲渡会に行ってみて、まずスタッフさんに実家に犬はいたけれど都会での室内飼いは初めてで、正直なにもわからない初心者ですということを伝えました。それを聞いたスタッフさんに、ふうちゃんを勧めていただいたんです。多分ふうちゃんの性格が穏やかで飼いやすいからだったのかなと。

目
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その後、会場を一通りまわってみたのですが、なぜかふうちゃんがいちばん気になってしまって。ケージの隅で、ワンとも言わずにとても大人しくしていたふうちゃんに、ケージの前に座っていろいろ話しかけたりしているうちに、あれ、この子かな? この子がいいかも…という気持ちになってきたんです。

勧めてもらったからというのもあるかもしれませんが、お顔が優しそうだったのと、見ていてなぜか涙が出てきてしまって…。それで夫にも相談して、トライアルの申し込みをしました。

ほっぺた

――事前にネットで調べた際は、ほかの子がいいなと思っていたとか。

最初に気になっていたのは、白い柴の子でした。ネットで見てとりあえず行ってみたのですが、その子は拾い食いをしたり、石などを食べてしまったりすることもあるから、ちょっと初心者には難しいかもとスタッフさんがおっしゃっていて。

その日はいったん帰って、2回目に行ったときにふうちゃんに出会いました。なので、見た目などにあまりこだわりすぎず、スタッフさんとよく相談して合う子を紹介してもらったり、不安なことやわからないことを聞いてみたりするのが大事だなと思います。

その保護団体さんでは、トライアル開始時もお散歩は1日どのくらいの時間するかや、お留守番の時間は1日どれくらいかといったアンケートに回答して、それに対していろいろとアドバイスしていただけました。なにもかも未知だったのですが、どんなフードを与えたらいいかや、事前に用意するものなども詳しく教えてもらえたので、すごく安心しましたね。