国民的アニメ『ドラえもん』の劇場版、『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』が3月3日より公開。本作で舞台となるのは空に浮かぶ理想郷(ユートピア)です。
山里亮太さん×藤本美貴さんインタビュー
すべての画像を見る(全9枚)今回は、本作にゲスト声優として出演される山里亮太さんと藤本美貴さんに、「ユートピア」と「幸せ」について語っていただきました。
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●ドラえもんはみんなの生活の中に当たり前にある
――今回、待望の『映画ドラえもん』へのご出演かと思いますが、改めて『ドラえもん』という作品についてはどんなイメージがありますか?
藤本美貴さん(以下、藤本):ザ・国民的じゃないですか?
山里亮太さん(以下、山里):ほんとよ。
藤本:私の場合、気づいたらテレビでドラえもんをやっていましたし、みんなの生活の中に当たり前にある感じですよね。
山里:一度はね、「もしもドラえもんがいたら」と考えることがあるというか。
藤本:どのグッズを使ってみたいだとか。
山里:そうそうそう。人生でドラえもんに触れずに生きていくことはできないですよね。
――そんな国民的作品に出られたお気持ちはいかがですか?
藤本:感動でしたね。信じられない、という感じです。お客さまがいらっしゃる中で会見をさせていただいて、「本当に公開されるんだ」と実感しました。
山里:劇場に来ているお客さんの年齢の幅も広いんですよね。監督とも「ひょっとしたら、これが人生で初めての映画になる子もいるかもしれないね」って話していて。そんな子どもが生まれて初めて観る作品の中に、自分の声が入ることはすごく光栄だな、と思います。
――実際に作品を観られていかがでしたか?
藤本:本当に感動して。普通ってすばらしいな、と思いました。みんなパーフェクトを求めてしまうけど、そのままでいいんだなと思いますし、理想ってなんなんだろう、と親として考えさせられましたね。
山里:僕は劇場で観たくて、まだ観てないんですよ。でも、みなさんのお話を聞いていると、自分のダメなところは「ダメなところ」という言い方じゃないんだ、ということがよくわかるというか。見終わったときには自分のことを好きになる映画だと聞いて、ますます楽しみです。
●共演も息ぴったり!?
――山里さんと藤本さん、お互いの印象はいかがですか?
山里:バラエティでも拝見してますし、うちは奥様がアイドル大好きで。いかにすごかったか、という偉大さを説明してもらっています。かつ、先輩の奥さんっていうのもありますし(笑)。でも、ハロプロの方々のバラエティの活躍っぷりは頷ける部分があるんですよ。昔、マネージャー陣が厳しかったですよね。
藤本:厳しかったです! 「うたばん」とか「HEY!HEY!HEY!」はトークもあるから歌よりそこの駄目出しがほとんどでしたね。
山里:それを一度見ていて。
藤本:見てるんだ、恥ずかしいですね(笑)。
山里:そりゃあ、バラエティーモンスターたちが育つわけなんですよ。虎の穴というか。藤本さんもそういうのが厳しい時期にバラエティに出られていたから。
藤本:キャラクターもみんなしっかりしてるから、というのもあるかもしれないですね。
山里:それがずっと今も続いていて、さらに状況が変わったらまた武器が増えて。根底にあるサービス精神と才能をバッとまたコーティングして「こんな形も出せるんだ!」ということの数々ですね。アイドルさんってそれがすごいですよね。
藤本:でも、山里さんもすごいですよね。声だけでも存在感が。
山里:このガサガサ声だけでね。
藤本:もちろん、出演してもやるし。今やもう女優さんと結婚して、アメリカンドリームみたいな。こんなすてきな人生あるんだって。最高じゃないですか。
山里:そんなもう、本当に大ラッキーで生きているんで(笑)。