11月1日にオープンした「ジブリパーク」。ジブリ作品の世界を思う存分味わえると、オープン前から話題です。今回は、旅行ジャーナリスト小野アムスデン道子さんが、ジブリパークの見どころをたっぷり紹介してくれました。
11月1日オープン!ジブリの世界に迷い込める“ジブリパーク”ってどんなところ?
すべての画像を見る(全18枚)11月1日に愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」内に開園したジブリパーク。約194haある広大な敷地内の5つのエリアのうち、今回は「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3つがオープンしました。「もののけの里」と「魔女の谷」は2023年度に開業予定です。
天沢聖司のバイオリン工房も!『耳をすませば』の世界を再現した「青春の丘」
まず、駅にいちばん近い「青春の丘」へ。公園北口から向かうと『天空の城ラピュタ』の世界のモデルとなった、19世紀末の空想科学世界をもとにデザインされたエレベーター塔があります。
●驚きの再現度!アンティークショップ「地球屋」
下に降りて少し歩くと、「青春の丘」の入り口に。
丘の上には、『耳をすませば』に登場するアンティークショップ「地球屋」が建っています。
建物の中は、西洋アンティークの家具や棚の中身、机の上の小物まで映画そのまま。地球屋の1階にある天沢聖司のバイオリン工房にも、工具や塗料などがずらり並び、まるで作品の中にいるようです。
●『猫の恩返し』のバロンに会える!
地球屋の隣には『猫の恩返し』に出てくる猫の事務所が、猫のサイズで再現されています。
窓から中をのぞくと、バロンがいます。
まるでジブリの街に迷い込んだような「ジブリの大倉庫」
「青春の丘」から歩いて5分ほどの大きな屋根の建物の中にあるのが、「ジブリの大倉庫」。国内外の展覧会で展示した制作物・造形物を保管・公開しています。
さらには、ジブリ作品の世界に迷い込める展示も満載で、まるでジブリの街のよう。
『千と千尋の神隠し』の湯婆婆や『天空の城ラピュタ』のロボット兵、『となりのトトロ』の猫バスなどに出会えます。
「ジブリのなりきり名場面展」では、『千と千尋の神隠し』のカオナシの横に座ったりと、13作品もの世界に入り込んで楽しむことができます。
「三鷹の森ジブリ美術館」で上映されている短編アニメーションが観られる映像展示室も。さらに、全ジブリ作品の関連グッズがあるショップ、カフェやミルクスタンドなどもあるので、買い物や食事も満喫できます。