●身を守るために意識したい「呼吸」「冷やさない」

この自律神経の乱れを防ぐ方法なのですが、よく言われるのが「リラックスすること」です。自律神経の不調のときは交感神経優位が連続していることがあるので、まずはこれを緩めていきたいところです。その方法としては「睡眠をしっかりとる」「軽めの運動をする」などがありますが、今回は「呼吸」と「冷え」についてお話をしていきましょう。

じつは自律神経が乱れているときは、呼吸が浅くなるということが知られています。

そこでまず呼吸を整えることをやっていくのですが、理想は腹式呼吸です。意識して腹式呼吸ができる人はぜひやるようにしてください。慣れない人はまずゆっくりと深呼吸をすることを意識してみてください。またアロマなど好きなフレーバーを使うと、鼻孔が開きやすくなり、呼吸が深くなるそうです。

靴下を履く女性
冷えから身を守るグッズもこれから活躍しそうです
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次に冷えですが、とにかく体を冷やさない、温めるという観点から、入浴、温かい食事、長袖など冷えない服装を身に着けることも大切です。この冷えに関しては私も以前に経験したことがあります。そのときはとにかく手足が冷たく体調がすぐれないという状況でした。そのときも入浴とか食事とかも気をつけたり、寝るときに靴下をはいたりしましたが、あまり効果を感じませんでした。そんなとき「ハーブティーがいい」という話を聞き、お店で冷え対策のブレンドをしていたき、それを飲み続けたら徐々に改善していったという経験があります。このときは体がとても温まるのと同時に、体調もとてもラクになったことを覚えています。

自律神経不調が続くと当然メンタル的にもダメージが大きくなり、そこからうつに発展することも十分にあり得ます。また自律神経はいきなり悪くなるというよりも少しずつ乱れていくものなので、日頃から「呼吸を整える」「体を冷やさない」ということを意識してもらえるとよいでしょう。

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