メリット6.解体費用が安い
木は鉄やコンクリートに比べて軽く、柔らかい材料。したがって、将来、木造の家を解体撤去する場合は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて、費用を安く抑えることができます。
解体費用が安く抑えられれば、更地に戻す費用が安くすみ、建て替えや土地の売却の資金計画も有利になります。
耐震性能や断熱性能が高い家は、家を売る場合も高く評価される傾向があります。新築時に耐震等級や温熱性能の証明を受けている家は、さらに有利となるでしょう。
また、長期優良住宅の認定を取得している家は、長期的にメンテナンスや維持管理がしやすく状態のよい家ということで評価されやすい傾向が。家を売る際の価格にも有利です。
家族にぴったりの木の家を
木の家のいいところ、注意すべき点について、ここまで説明してきました。
ひとくちに木の家といっても、構造材に木を使った木造の家というケースもあれば、仕上材・造作材に木を使った木の家というケースもあります。
そして、たとえ構造体が鉄骨造や鉄筋コンクリート造の住宅、マンションであっても、木の家の魅力は十分に実現することができます。
新築やリフォーム、リノベーションで、木の住まいをつくるのであれば、具体的な内容をじっくり相談できる建築士と打ち合わせを。ぜひ、家族の要望にピッタリあった木の家を実現していただきたいと思います。
