築47年、54平米の小さな団地で3人の子どもと暮らすシングルマザーのライター・宮本玲花さん。団地の深くて大きな押し入れを、使いやすく整えるコツを教えてくれました。
すべての画像を見る(全9枚)「いつか使うかも」を捨てて、7割収納の押し入れを目指す
わが家の大きな収納は、寝室にあるこの押し入れのみ。多少の余裕はあるものの、「いつか必要になるかも?」「ないよりあるほうが安心」という考えから、実際には使わないものをため込んだ状態に…。
そこで、通気性がよく見た目も美しい7割収納を目指して、押し入れを見直してみました。
●ジメジメする押し入れは、すのこ板で湿気対策
団地はとくに湿気が気になる集合住宅。わが家の押し入れも、なんとなく湿った感じがしていました。
除湿剤は常に置いていましたが、やっとすのこ板を購入! すのこ板の上には、布団を圧縮して収納しました。
これで布団の周りには全方向にすきまができて、通気性も大幅アップ。湿気対策がより万全になりました。
●ストレスなく出し入れできる配置で、散らかり防止
出し入れがスムーズにできない収納は、すぐに散らかりがち。上段にはよく使うものを、下段には使う頻度が少ないものを収納しました。
洋服はクリーニングのビニールをはがし、ハンガーもステンレスで統一。子どもの入学式・卒業式で着た服は、メルカリに出品しました。
「1度しか着てないから知り合いにあげられるかも?」「下の子が着るかもしれない」と思って保管していたけれど、年の差が離れていてすぐには着られないので、キレイなうちに手放すことに。
十分なスペースができたことで、洋服を傷めずに保管できるようになりました。