自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
義両親が地元に帰り、新生児と3人、家族水入らずの生活が始まったかと思いきや…。
出産後、旦那のすることなすことすべてに腹が立つように!
ようやく家族水入らずの生活がスタートしたと思ったら、旦那のすることなすことに腹が立つようになってしまった。
それまで、旦那のことは気が利く方ではけっしてないけど、とくに害もない普通のおじさんだと思っていた。
だがしかし。出産後。
「気の利かなさは日本一なんじゃないだろうか」と思うように。
私は当時「寝る子は育つ」という言葉にがんじがらめになっていて、乳を飲ませたらすぐに寝かさなくちゃいけないと躍起になっていた。
いま思うと、眠らないならそのまんまにしとけばいいじゃん! と思うけど、もう当時は大変。
「やだ…起きて天井あたりをぼーっと見てる。なに考えてるんだろう。きっとすごく退屈してるんだね? ごめんよごめん。早く寝かすからね!!」という感じ。
この頃私は、ほぼ睡眠を取らず、子どもの動きや乳を飲む量、回数、排便、排尿の数すべてにギチギチに気を配っていた。
そのため、旦那の生活音で子どもが起きると激怒。
忍者のように暮らすようにキツくキツくいつも言いつけていた。
当時の旦那は、屁で子どもを起こしたことで私にキツく責められたので、外の公園まで出て屁をするようになっていた。
自由に屁もできない生活を送る私と旦那。
ピリピリとした空気に疲れの色が濃くなってきた頃、同じ産院だったセレブママからコストコの商品をシェアしようとのお誘いが。
「コストコ」「シェア」という響きに、生粋の田舎者の私の心は踊った。
久々に胸踊るイベント! 教えてもらった住所を頼りに、ママ友の家に向かうことにした。