本日初回放送のドラマ、『恋なんて、本気でやってどうするの?』(通称『恋マジ』)。主人公の桜沢純を演じる広瀬アリスさんにドラマの見どころについてお聞きしました。
「恋なんて、人生のムダ!」こじらせ女子のラブストーリー
これまで、さまざまな作品に出演させていただきましたが、ここまでガッツリしたラブストーリーはあまり経験がなくて、お話をいただいたときは、『うわ~、マジか!』と思いました(笑)。勉強のためにいろいろな恋愛ドラマを観たのですが、ただハマって観てしまって、『恋愛ドラマっていいな』で終わってしまいました。だから、いつもどうしようと悩んでいます」
4月18日から始まる『恋なんて、本気でやってどうするの?』で、主人公の桜沢純を演じる広瀬アリスさん。洋食器メーカーでチーフを務めるデザイナーの純は、趣味も充実し、親友との女子会ではぶっちゃけトークで盛り上がって、充実した東京ライフを送っています。そんな純の信条は、「恋なんて、人生のムダ!」。27歳にして恋愛経験ゼロというこじらせ女子です。
「純は、自分の人生が明確に見えていて、仕事にかなり没頭しているので、恋愛は必要ないと考えています。人間的には、なにごとにも一生懸命だけど不器用で、“この子のためになにかしてあげたい”と、周りが自然に思うような、とても人間らしい魅力をもっている女性。思ったことをうまく表現できず素直になれないところもあって、そういう部分は、私も純に似ているなと思いました」
●不器用な純と柊磨の恋は、観ていてムズムズするかも
そんな純が出会ったのは、フレンチビストロのギャルソン兼見習い料理人の長峰柊磨(松村北斗)。イケメンで、女性の心をつかむテクニックは天才的ですが、恋愛は刹那主義という危険な男性です。そんな柊磨と純が出会い、やがて、お互いに変化をもたらしていくことになり…。
「北斗くんとは、9年ぶりの共演ですが、本読みのとき、すぐに『あ、柊磨だ』と感じました。撮影現場でも、柊磨として心地よい空気をつくってくださるので、演じながら安心して自分を委ねています。ただ、柊磨と純はお互い不器用な性格のせいで、距離が縮まるようで、なかなか縮まらないので、視聴者の皆さんはムズムズするかもしれませんね(笑)」
●胸キュン続出!?6人の男女の恋愛群像劇
ドラマは、純と柊磨のほか、安定志向な“早婚レス妻”清宮響子(西野七瀬)と“わけありミステリアスシェフ”岩橋要(藤木直人)、恋はコスパが命の“パパ活女子”真山アリサ(飯豊まりえ)と不思議系“陰キャ男子”内村克巳(岡山天音)、6人の男女が恋愛模様を繰り広げる群像劇です。
「タイトルにちなんで、“恋”についての話をキャストのみんなでよくしています。珍回答がいっぱい出てきますが(笑)、やっぱり、『恋はいいなぁ』と感じます。たとえ失恋したとしても、それは生きる糧になるから、全力で恋愛して、全力で傷ついた方がいいと思います。私自身も、『恋なんて、本気でやった方がいいに決まってるじゃん!』と言えるように、純を精一杯演じたいです」
個性豊かな人が織りなす恋模様に、思わず胸キュンする人が続出しそうです。
『恋なんて、本気でやってどうするの?』
毎週月曜 夜10時(第1話は15分拡大)
フジ=カンテレ系 全国ネット放送