コロナ禍のテレワークなどで生活スタイルが変わり、家で夫と過ごす時間が増えたことでストレスを感じている、という人も少なくありません。現在60代・カナダ在住のミニマリストでブロガーの筆子さんは、自分と違って、ものをためこみがちな性格の夫と暮らしているそう。そんな筆子さんに、夫と上手くつき合っていくためのコツを4つ教えてもらいました。

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夫と上手くつき合っていくためのコツ4つ

新型コロナウィルスの影響で、夫婦ともに在宅ワークになった、という人も多いでしょう。同じ家で、四六時中、夫と一緒にいると、ストレスが増えるもの。こんなとき、夫とうまくつき合うコツを4つお伝えします。

夫婦
夫と上手くつき合うコツ(※写真はイメージです)
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●1.別々の仕事スペースをつくる

可能なら、夫と妻、それぞれに専用の仕事スペースをつくってください。すると、プライバシーを保てるので、仕事に集中しやすくなります。

家が狭くて、別々のスペースを取れないときは、1人はキッチンにあるダイニングテーブルを利用する、同じ部屋でもパーティションになるものを置いてスペースを分ける、時間を変えて作業する、折りたたみの机を利用するなど、工夫できます。

わが家では、二人ともリビングルームで仕事をしていますが、南の壁と北の壁にそって、それぞれの専用スペースがあり、しっかり分れて作業しています。

 

【私の作業スペース】

作業スペース
筆子さんの作業スペース

私のデスクはできるかぎり必要なものだけを置くようにしています。

【夫の作業スペース】

夫の作業スペース
筆子さんの夫の作業スペース

夫は自室に、デスクもデスクトップパソコンも備えていますが、なぜかリビングルームで、テレビを見ながらノートパソコンを触っている時間が長いです。本当は、ずっと自分の部屋にいてほしいくらいなのですが。

夫がガサゴソ動いて気になるときは、ヘッドフォンで雨の音や、クラシック音楽を聞きながら作業しています。

 

●2.伝えるべきことはしっかり伝える

話し合い
相手にしっかり伝えることが大切(※写真はイメージです)

私の夫は、私と違ってものをためこむタイプなので、あまり必要ではないものをたくさん持っています。夫の部屋はものだらけですが、入り切らず、玄関やキッチン、リビングにもはみだしています。

家が狭いので「仕方なかろう」と目をつぶっていますが、目に余るときは、はっきり「玄関に、レジ袋を置かないでよ。ここにレジ袋を置く理由なんてなにもないでしょ」とか、「この箱、邪魔だからどこかにどけてよ」と夫に言います。また、「こんなにおいの強いキャンドルを使うのはやめてほしい。気分が悪くなるから」とはっきり、自分のニーズを伝えています。

夫が察してくれるのを待つことほど、まずい戦略はありません。夫は自分とは違う人間ですから、まず察してはくれません。それよりも、自分のニーズは、まめに伝えておくほうがいいです。

ただし、ガミガミ、ダラダラ文句を言うのはおすすめしません。ガミガミ言っても効果はないし、相手は意地になってしまい、けんかに発展するので、時間とエネルギーの無駄です。

自分だって、だれかにガミガミ言われたくないですよね? 相手を追いつめるようなことをしても、上手くいきません。

伝えたいことは、簡潔に、丁寧に伝え、その後のことは、相手に任せましょう。