家事室やクローゼットとしても。和室で感じるメリット
●洗濯物やアイロンがけなど、家事室としても大活躍
すべての画像を見る(全7枚)小上がり和室は、洗濯物を畳んだり、アイロンがけしたりと、家事をするちょっとしたスペースとして重宝しています。高さが2m10cmの和室天井には、取りはずし可能な室内用物干し金物がついているため、そこに取り込んだ洗濯物を一時的にかけたり、エアコンで乾かしたりできて便利です。
●小上がり下の大容量収納のおかげで、リビングもスッキリ
小上がり収納は、小上がり部分の下層全体を活用。幅74×奥行き78cmもある大容量の引き出しが、3つも並んでいます。引き出しは、それぞれ車輪がついているので、子どもでも簡単に出し入れが可能。
無印良品の「やわらかポリエチレンケース」6個がぴったりと収まり、オモチャの分別収納にも役立っています。
リビングも散らからず、スッキリをキープ!
●つっぱり棒を利用した押し入れハンガー収納
間取りの都合上、ファミリークローゼットを2階にしていますが、着替える回数が多い子ども服だけは、1階に収納することに。その収納先に選んだのが、小上がり和室にある押し入れです。
押し入れ下段は、衣装ケースとつっぱり棒を利用して、子どもでも手が届くクローゼットにしました。襖の開閉もできるので、子どもが自分から進んで着替えることができ、朝の時短や、子どもの自立を促すのに役立っています。
そういうわけで、筆者宅の3畳小上がり和室は、とても便利なスペースです。用途を限定しないフリーな空間が、家にひとつあるだけで、気持ちにも収納にも余裕が出たような気がしています。