モラハラ夫や義母のいびり、子育てについてTwitterに投稿して共感を呼んでいるmaronさん。フォロワー20万人の応援を受け、書籍も出版しています。
ここでは義母とmaronさんの“孫の面倒”をめぐる実体験を語っていただきました。
孫の面倒をみたい義母VS絶対預けたくない嫁VSモラハラ夫の戦い。ファイッ!
「いつでも孫の面倒をみるから」
これは同居の義母が2年前までよく言っていたセリフです。
“2年前”と書いたのには理由があって、今は孫を預かりたいと言わなくなりました。正確には「ばぁばの家には行きたくない」と子どもが言うようになったためです。
今回はそんな義母と私の“孫の面倒”をめぐる闘いを紹介します。
●「いつでも孫の面倒をみてもらえる夢の同居生活」。そんなものはありませんでした
私は、現在高校1年生と4歳の娘を育てながら在宅で仕事をするワーママです。
「出ていけ!」「だれに食わしてもらってるんだ!」が口癖のモラハラ夫にのせられ、二世帯住宅で義両親と同居しています。
同居させたい夫がよく使う理由で「義母に孫の面倒をみてもらえる」というものがあります。同居話が持ち上がった当時(4~5年前)、フルタイム会社員として働いていた私は、「それでラクになるなら…」と思ってしまいました。
子どもが風邪やケガで学校を休むたびに、会社を早退したり欠勤するのはストレスになります。「子育ては女の仕事」がモットーのモラハラ夫には子どもの世話を頼めるはずもなく、私は仕事と子育ての両立に疲れていました。
そんな心の隙間に忍び込むように“同居”話がもち上がったのです。
いつでも孫の面倒をみてもらえる夢の同居生活…。しかし現実はそんなに甘くありませんでした。
もともと過干渉だった義母は、同居後、さらに私たちの生活に口を出すようになりました。ゴミの出し方や掃除方法、食費や子どもの習い事などお金の使い方にまでダメ出しをするようになります。
初めは「すみません、気をつけます」と下手に出ていましたが、義母の行動はどんどんエスカレート。最終的に私の下着の色や夫婦生活の頻度にまで言及してくるようになりました。
そんななか、私は次女を妊娠、出産します。まさに“孫の面倒をみたい姑VS絶対に預けたくない嫁”の始まりでした。