かわいいグラスやマスキングテープなどの雑貨、食品ストック、捨てられない書類…。家のなかのものが増え、収納スペースに入りきらない、そもそも収納スペースがたりない! と、お悩みの人も多いのでは。
ESSEでは、自宅でパン教室「
」を主宰する幸栄さんのお宅を取材。教室で使う食器や食材などがたくさんあるにも関わらず、お部屋を片づいた心地よい空間にしている幸栄さんに、そのコツを教えていただきました。
飾りながらしまえば、数を減らさなくてもいい
以前は、パン教室で使う食器や食材などがあふれてしまいきれず、収納に悩んでいたこともあったという幸栄さん。
すべての画像を見る(全15枚)考えた末、しまい込むのはあきらめて、“飾りながらしまう収納”に発想を転換。テーブル回りの雑貨や書類、キッチン用品など、数が増えがちなものは無理に減らさず、外に出して飾りながら収納することで片づくようになったといいます。
お気に入りのアイテムがたくさん飾られたお部屋は、温かみがありインテリアも楽しげな雰囲気。
●使っていない花ビンは窓枠に並べる
どれも小さめサイズで統一感のある花ビンは、リビングの窓枠に置いてディスプレー。
「テーブルに置いて花を飾るときもありますが、使わない場合もここに並べるだけで癒されます」
●おしゃれなボックス棚にマスキングテープを収納
リビングの壁に取りつけた100円ショップの飾り棚に、マスキングテープをイン。
「リビングで作業するときに出し入れしやすく、ラベリングやラッピングなどに大活躍。数を把握しやすいので、ムダ買い防止にもなります」
●行方不明になりがちな書類は、イスやカゴでさりげなく出しておく
「散らかりやすい紙ものは、毎日座る作業机にさりげなく出しておけば、管理がラクです」
作業中の仕事の書類や、これから出す郵便物は、横のイスに。
机の上のミニカゴには、子どもの学校の連絡網などを入れて。メモはカゴに下げたクリップで見栄えよくします。
●コンロの周りには見るだけで癒されるアイテムを
コンロ回りには、お気に入りの調理グッズを出しっぱなしに。
「その都度洗えば油汚れもつきません。見ていて癒されるし、よく使うものがすぐに手に取れるので、料理も楽しくなる気がします」
いちばんよく使う鍋とフライパンを引っかけ収納。
「洗うのもラクな小さめサイズが便利です」
焼き網と計量カップはシンプルな見た目がお気に入り。
まな板代わりの木製ボード。
「食材を切ってそのまま出すなど、食器としても使っているのでたくさんあります」
●小さくてかわいいグラスを窓際の棚に重ねて
キッチンの調理台にあるスパイス棚の上に、小さなグラスを3個ずつ重ねています。
「飲み物用だけでなく、調味料の計量や味見用にも使います。窓辺なのでグラスに光が反射するのもきれい」
●食品ストックは靴箱にショップみたいに並べる
お茶やコーヒー、スパイス類などのストックは、木箱にまとめて靴箱の上に。
「低いものを手前に置くようにだけすれば、見た目もうるさくなく、残量も把握しやすいんです」
●フルーツやリキュールのビンはそのまま置いても絵になる
玄関に低い台を置き、ドライフルーツのリキュール漬けや手づくりみそ、フルーツなどの置き場にしています。台の下には、教室用のマフィン型を。
「絵になるので、玄関に堂々と置いてしまいました」
キッチンから続く廊下と玄関は、おしゃれな食料品店のよう。
「教室の生徒さんに、売り物ですか? と聞かれたことも(笑)」