夫婦間でSNSを使っていますか?とくにLINEなどのメッセンジャーはメールよりも手軽に連絡が取り合えるので便利ですよね。でも、使い方によってはケンカのタネになることも…。そこで夫婦円満カウンセラーの太田起代さんに、夫婦円満のためのSNS利用のポイントを伺ってみました。
すべての画像を見る(全4枚)ポイントは5つ!夫婦を円満にするためにSNSで気をつけるべきこと
1.長文はNG!LINEなら3行まで
たとえばケンカしたあとに、LINEなどで長々と反省文や言い訳を送ると、夫としてはうんざりするものです。基本的には短い文で。LINEなら3行までにとどめましょう。
例文としては「ごめんね。あなたの気持ちを理解したいです。帰ってから話そうね」。これくらいにして、伝えたいことは、帰ってからゆっくりと。自分が悪いと思ったときは「今日の夕飯は、あなたの好きな〇〇♪一緒に食べようね~」など書いて、食べ物の写真を送るのもいいでしょう。
2.「既読スルー」でもオーケーの態度で!
女性のように、「LINEをくれたらすぐ返事をする」という考えは男性にはないと思っておくこと。「既読スルー」でも夫を責めるのはNGです。見てはいるのですから、オーケーの態度で臨みましょう。その寛容さに、夫は安心してあなたとのSNSを楽しんでくれますよ。
3.返事が欲しいなら素直に表現!返事が来たら大げさに喜ぶ!
返信を要求するあまり、責める言葉を使うのはNGです。あなたの怒りの裏に隠れている本当の気持ちに気づくべきです。自分を見つめ直し、悲しみや寂しさを素直に表現しましょう。「返事がなくて寂しいな~」「返事が欲しいよ~」など、ストレートにリクエストを。
もし、いつも返事をくれない夫から返事が来たら、「わ~い!あなたからの返事!ありがとう。嬉しいなあ~♪元気100倍だわ(^^)」など、思いっきり喜びを表現しましょう。要求に答えて実際に行動したにもかかわらず感謝されないと、だれでもその行動を続ける気がしません。心の中だけで喜ぶのではなく、多少、大げさでも喜びは表現しましょう。
4.夫の興味のあることをみつけたら、写真や動画で送る!
日頃から夫の興味をよく理解して、いい情報があれば、写真や動画でシェアするのもおすすめ。ただし、仕事のことはあまり口出しされたくない男性は多いので、趣味に限定した方がいいかもしれません。夫の好きなものを大切にすることは、夫を大切にしているのと同じ。理解が伝わるだけで、相手は嬉しいものですよ。
5.困りごとの「相談」に使う!
夫婦のコミュニケーションにおいて、相談は大事。ひとりでなにもかも決めてしまわずに、なにかあれば「教えて~!」と、SNSを利用して夫に助けてもらいましょう。
その返信に対しては、応えてくれたことそのものに感謝を。「さすが!」「なるほど~」など、相手の考えをたたえる表現も入れて!
「ん?ちょっと違うかも?」と思う返信でも、「なるほど~そっか。そんな考えもあるね。参考にします。教えてくれて嬉しいよ。ありがとう」など、批判や否定せずに、感謝を表現しましょう。
SNSでコミュニケーションを取っていると、たびたび起こる互いの不満やすれ違い。これらを回避するためにも、ぜひこの5つのポイントを取り入れてみてくださいね。