こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。

若松美穂のおいしい生活
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仕事の追い込み・忘年会などで疲れがたまるこの時期。大切にしたいのは、食事と睡眠です。そこで今回は、睡眠のお話。

40代半ばになり、眠りが浅くなった私たち夫婦。ぐっすり眠るために工夫したこととは

私たち夫婦も40代半ばになり(って早いな~、いつの間に!?って感じです)。平日は眠る時間が少ないので、短時間に集中して眠るしか方法がない…。それなのに、眠りが浅い。朝、一度目が覚めると、目がさえる。休日は時間的には寝ているはずなのに疲れがとれない…など、いろいろと悩みが出てきました。それらを解消するためにいくつかの工夫をしてみたので、ご紹介します。

まずは、長年使っていたかけ布団カバーの色を、落ち着きのある紺に変えてみました。

【BEFORE】
寝具before

【AFTER】
寝具after

紺は、ふたりとも好きな色なので、それもまたさらに落ち着く理由かもしれません。

ニトリのピローパッド

さらに、深酒したときなど、入浴せずに寝るしかないときでも、なるべく早く体が温まるよう、ピローパッドをニトリの「Nウォーム」に変更しました。敷きパッドと毛布も、このあったか素材で統一。これは正解でした。やはり温かい方が、眠りに落ちるのが早いだけでなく、肌触りがいいからよく眠れます。

余談ですが、このピローパッド、裏はこんな感じ。

ニトリのピローパッド裏

ゴムになっているので、サッとかけるだけという簡単さが特長です。ニトリの寝具はすぐに乾くのも多く、冬にはありがたい。主婦の手間を省きます。

もうひとつ大切にしているのは、香りです。好きな香りには、リラックス効果もあるのでしょうけれど、いい香りが近くにあると、香りを感じたくてたくさん深呼吸をしています。それが、よい眠りに近づいているような気がするのです。

枕元の香り

私の場合、お気に入りのボディクリームを塗り、マッサージと香り(リラックス)の両方を楽しみます。自分の手であっても、手のぬくもりって人をホッとさせるもの。手当てという言葉もあるくらいですから、一日がんばった自分に「お疲れさまの気持ちを込めて」、やさしく手当てします。

お気に入りのボディクリーム

パソコン仕事でお疲れの夫は、ベッドに入ったら、目元が温かくなるラベンダーや柚子の香りつきのアイマスクをつけるのがお気に入りの様子。とくに二度寝のときには、これがないと…という感じらしい。

私もアイマスクは好きなのですが、最近はまつ毛エクステをしていて、変なクセがつくのでアイマスクは使えず…。そこで、重宝しているのが、置くだけの香り。ほのかな香りに癒やされています。

置くだけの香り

マッサージをする際や、眠りにつくときは部屋の明かりを落とし、枕元の淡い光だけにします。そして、その日の嫌だったことや次の日の不安はいったん脇に置き、「あ~、いい香り。気持ちいい~」と、それだけを考えると、スッと眠りに落ちることができるのです。

イケアの壁かけタイプのライト

こちらはイケアの壁かけタイプのライトです。うしろからほのかに光る感じ。

寝室ライト

わが家の寝室はもともと頭の方にライトがひとつもなく、天井に小さなライトが3つあるだけ。それもあえて「寝室は寝るだけなので、寝るモードで」と、家を建てるときにお願いしました。プラス、このイケアのほんわかライトが眠りに誘ってくれる感じです。

いろいろと工夫を重ねて、最近は「短時間だけどよく寝たね」「一度起きたけど、そのあともう一度眠ることができた」「疲れがとれた」という会話が増えました。

【若松美穂(わかまつみほ)】

1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
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m_wakachin8