照明やペグボードと組み合わせてさらに使いやすく
すべての画像を見る(全22枚)気になるテーブルの広さは、幅約60×奥行約40㎝(公式データでは、幅59.2×奥行39.2㎝)。13.3インチのノートパソコンを置いてみました。マウスを置く位置もしっかり確保できますし、飲み物やスマホを置く場所もありそうです。
パソコンのみで完結する仕事ならば、問題ない広さだと感じました。ただ、書類や書籍を脇に置いてにらめっこしながらとなると、ちょっと厳しいかもしれません。
さらに利便性を向上すべく、デスクの上のスペースにIKEAのペグボード「スコーディス」を設置してみました。フックや小物入れに文房具などを収納すれば、机の上がより広く使えます。
机の脇の袖壁には直づけの照明器具も設置。
夜の作業はもちろん、窓からの光でテーブルが見えにくいときにもデスクを照らします。
デスクの前に置いたのはDIYで生地を張り替えたスツール。脚を白くペイントして「ミナペルホネン」の生地を合わせてみました。
ネックは価格。でも、4万2900円の価値はあった
「タナプラス」を中心にしたワークスペースは内見の際にも大変好評でした。とある女性のお客さんは「ドレッサーにいいかも」とおっしゃっていましたし、不動産業者の担当者は「子どもが宿題をやるのに使えますね」と言っていました。
筆者の頭には「テレワーク用のデスク」という考えしかありませんでしたが、人によって意外な使い道が見つけられそうです。
じつを言うと「タナプラス」の唯一のネックは4万2900円(税込み)という価格。市販の折りたたみデスクの中ではかなり高価な部類で、導入にあたってはけっこう悩んだことは告白しておきます。
賃貸マンションのように費用対効果を考えねばならないケースだと「本当に価格相応の価値があるのか?」という不安もありました。
ただ、実物を導入してみてデザインや使い心地を実感すると、価格に見合う価値はあると感じられたので満足しています。賃貸募集は結果がすべてですが、この部屋は募集から数日で入居が決まったので投資のかいもありました。
ちなみに、こちらの「タナプラス」にはカラーバリエーションもあるので、インテリアのテイストによって選ぶことも可能。また石こうボードの壁に対応したタイプもあるので、壁の下地の強度に不安がある方でも一考の価値ありです。
※取りつけの際には耐荷重に注意し、また地震の際などに落下してケガをしない場所を選びましょう